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芸妓さんを合わせて大きく分けて3種類のタイプがありまして
どのタイプでもまずは上でも云っている通り、置屋に所属する必要があります。
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一般的に言われる「芸者さん」のことです。
「芸」と付くからには芸事が出来てこそ…なんですけど、
最近ではそうでもない芸妓さんも中にはいるみたい…。
もちろん芸事が出来るに越したことはないです。芸を売るのが仕事ですから(^^)
ちなみに芸事とは、踊りとか鳴物(太鼓・鼓・大鼓・横笛)とか
三味線・長唄・清元・常磐津などですね。
何のことだかさっぱり…・習ったこと無いよ〜というアナタ、
でも興味があれば、これから覚えればよいのです!
★マメ知識:[芸妓]は「げいぎ」と読みます。(「げいこ」は京都読みなんだそうです)
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京都の「舞妓さん」は分かりますよね?
その関東版が半玉さんです。
(細かい部分で違う点はありますけど、それは置いといて…)
なにゆえ半玉という名称なのかというと、玉代(芸妓さんの時給)が半分であるということと
半人前の・芸妓さんの卵…というところから来ています。
(玉代半分は昔の話なので現代では同じ玉代です。)
上で云っている芸妓さんと違って芸事が出来なくてはダメで、特に太鼓と踊りは必須条件です。
見番でそれらの試験を受けて合格しないと半玉さんにはなれません。
年令も18〜20歳位まで…とか、ある意味、芸妓さんになるよりキビシーかも?
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これはいわゆる「アルバイト芸妓」。
分かりやすく云うと求人雑誌によく載っている「和風コンパニオン」とか
「お座敷係」なんてのは、こと『料亭』が募集している場合はおおよそコレです。
うち・澤野家で説明する時には
「お座敷で芸妓さんの仕事をサポートする係」なんて言ってます。
ウソではないんですけど、実際は芸妓さんとほぼ同じ。
というのも、もともと『かもめ制度』が出来た経緯が
芸妓を目指す人のための『芸妓見習い』として働くため…なのです。
半玉さんとは条件的に、また違った立場となります。
芸妓さんより格下であり、半玉さんではないので芸事を習うことが必須条件ではない。
一般社会で分かりやすく例えると
芸妓=正社員 半玉=準社員 かもめ=アルバイト(社員登用制度あり)
こんなカンジです。
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